管理勘定について
管理勘定は、関連する補助勘定元帳勘定科目の総残高を反映する残高を持つ総勘定元帳勘定科目です。
たとえば、多くの企業が下記の領域に管理勘定を指定しています。
- 買掛
- 売掛
- 在庫
- 仕掛
- 支払証書支払
- 税
- 口座番号
- サービスオーダ労務費、その他勘定および預金勘定
- サービス契約勘定
管理勘定は [勘定科目] フォームで定義され、通常は段取フォームとパラメタフォームにのみ使用されます。
管理勘定は、基本的なセキュリティをいくつか必要とします。ユーザは、トランザクションの金額を管理勘定へ手動で転記することを避ける必要があります。管理勘定が不均衡になる可能性があります。 [一般パラメタ] フォームで [管理勘定のセキュリティ保護] を選択する場合、管理勘定番号を、[購買オーダ] フォームまたは [ジョブ資材トランザクション] フォームのようなトランザクションフォームのドロップダウンリストから選択できません。また、管理番号をトランザクションフォームに手動で入力することもできません。
しかし、「Allow JE to Ctrl Acct」 (管理勘定への仕訳記帳を許可)のグループ権限に割当られたユーザは、 [仕訳記帳] フォーム、 [仕訳記帳のインポート] フォーム、または [仕訳帳ビルダー] フォームに表示される、[一般] 仕訳帳またはユーザ定義仕訳帳の手動仕訳記帳に管理勘定を入力できます。これは、不正に管理勘定へ割当られていた配賦仕訳記帳の訂正が可能になります。