勘定について
次のいずれかのビジネス活動が考えられます。
- 請求に対する支払
- 支払の受入
- 給与小切手の生成
- 供給品の購買
- 家賃の支払
システムでは、特定区分のトランザクションにデフォルト勘定を使用します。トランザクションに使用される勘定科目は通常、コードフォームおよびパラメタフォームから自動的に割り当てられます。
受注オーダおよび購買オーダの明細では、 [製品コード] フォームに定義された勘定科目を使用します。品目には製品コードが割り当てられ、各製品コードは関連する勘定科目を備えています。品目が販売されると、その品目は受注オーダ明細品目に入力されます。支払証書が入力されると、システムは(製品コードから取得された)在庫勘定を正しい金額で貸方に記入します。
勘定科目の設定
勘定科目は、自国通貨額の中央設定場所です。勘定科目は、システム全体に及びます。 [勘定科目] フォームを使用して、システムのあらゆる部分の全ての金額を保持します。以下の勘定区分毎に、勘定科目を設定する必要があります。
- 資産
- 負債
- 自己資本
- 売上
- 費用
また、以下の勘定区分を持つ勘定科目を設定することもできます。
- 引当
- 統計 -保持されている場合、 [財務諸表] 、 [勘定科目一覧] フォーム、および [勘定科目一覧(予算と計画)] フォーム内でのみ [統計勘定] を使用できます。
- 分析 -この勘定区分は、[一般パラメタ]フォームで [元帳分析] オプションを選択した場合のみ、利用可能です。
勘定科目毎にユニットコードを使用するかどうかを決定できます。各[ユニットコード]タブには、有効なユニットコードが表示されます。また、ユニットコード範囲の追加、コピー、削除に使用できるユーティリティもあります。
勘定を全て同じ桁数に設定することをお勧めします。たとえば、勘定が最大で 999999 ある場合、次に、勘定は全て 6 桁である必要があります。これは、勘定範囲を持つユーティリティの実行を容易にします。たとえば 600 ~ 999 および 100000 ~ 999999 のように勘定科目の長さが異なる場合、ユーティリティに 600 ~ 999999 の範囲を入力すると、全ての勘定が処理されません。ユーティリティを 600 ~ 999 の範囲で実行し、再度 100000 ~ 999999 の範囲で実行する必要があります。
管理勘定
[勘定科目] フォームで、最新の勘定科目を管理勘定として識別するには、[管理勘定] チェックボックスをオンにします。管理勘定の使用方法の詳細については、「管理勘定について」を参照してください。
通貨換算方法
各勘定に定義される通貨換算方法は、様々な時点での(たとえば、トランザクションの転記時、会計期間の終了時)為替レートまたは一定期間内の平均為替レートの計算に使用します。これらは、他の財務会計グループに報告する財務会計グループの場合のみ更新できます。