総勘定元帳トランザクションの圧縮

総勘定元帳勘定からトランザクションを削除できませんが、トランザクションを圧縮すると、G/L 転記済トランザクションから旧情報を取得するのでディスク容量要件が緩和されます。また、元帳を圧縮すると、(合計までのトランザクションが減少するため)勘定科目残高の計算に必要な時間も短縮されます。
注:  圧縮により、トランザクションの削除時にトランザクション説明も削除されます。総合計のみが残っています。トランザクション詳細を参照するには、データベースのバックアップや印刷を実行する必要があります。総勘定元帳の圧縮を実行する前に、詳細トランザクションのハードコピーを印刷し、保管する必要があります。

総勘定元帳の圧縮は、日付別または期間別です。日付別に圧縮する場合は、システムは特定日の勘定科目の全トランザクションを合計し、日付サマリの参照付のトランザクションを作成します。日付毎にそれぞれ 30 のトランザクションがある場合は、30 の日付サマリトランザクションが作成されます。どのトランザクションも同じ日付の場合は、1 つのトランザクションのみが作成されます。

期間別に圧縮する場合は、システムは定義した会計期間のいずれかに該当する勘定科目の全トランザクションを合計し、期間サマリの参照付のトランザクションを作成します。日付毎にそれぞれ 30 のトランザクションがあるが、各日付が定義期間のいずれかの期間内の場合は、1 つのトランザクションが作成されます。

この機能では、損益サマリの参照付のトランザクションを圧縮しません。この参照付のトランザクションは、年度終了時に作成されます。このトランザクションの金額は、その年度の収入と費用の正味効果です。

このユーティリティを実行した後、このサイトで GLMovement BOD を発行できる場合、 [元帳期間合計残高再計算] ユーティリティと [勘定/ユニット組合せの更新] ユーティリティを実行する必要があります。