推奨される CRM イベントの順序

CRM は、まずテスト環境で使用してその動作に慣れてから、ライブ環境で使用することをお勧めします。

イベントの順序:

  1. CRM フォームの様々なフィールドの基準値を識別します。いくつかの CRM フォームには、それぞれ、値を定義する必要のあるドロップダウンフィールドがあります。一部のフィールドは必須ですが、オプションのフィールドもあります。可能な場合は、ドロップダウン値を設定してから、これらのフォーム(ただし、既にデータが入っている可能性の高い顧客フォーム/テーブル以外)に CRM データをインポートするか、データを入力します。これらのドロップダウン値を含むフォームには、次のフォームがあります: [リード] [機会] [機会タスク] [プロスペクト] 、および [顧客]

    値を定義する際に重要なことは、どのように CRM を使用するか、どのようにリードと機会での進捗状況を追跡するか考慮し、さらに、リードと機会の発生場所、獲得または失敗の理由、および機会に対処する際に存在する可能性のあるタスクの区分などの情報を追跡することです。領域別にデータを追跡するかどうかも決定する必要があります。Infor Business Partner、あるいは Infor ICS チームは、御社のニーズに応じた値の定義をサポートいたします。

    注:  それらの値は後で変更できますが、それらの値を含む既存のレコードが無効になるので、そのような変更が望ましくない場合があります。ただし、値を変更する前に既存のレコードを更新するスクリプトを作成することもできます。

    定義の必要な値は、以下のとおりです。

    • リード状況(必須、 [リード] フォーム)
    • 機会状況(必須、 [機会] フォーム)
    • 機会ソース(オプション、 [リード] フォームと [機会] フォーム)
    • 機会段階(オプション、 [機会] フォーム)
    • 機会獲得理由(オプション、 [機会] フォーム)
    • 機会獲得失敗理由(オプション、 [機会] フォーム)
    • 機会タスク区分(オプション、 [機会タスク] フォーム)
    • 領域(オプション、 [顧客] フォームと [プロスペクト] フォーム)
  2. プロスペクト担当者を入力またはインポートします。担当者は、Outlook からインポートするか、手動で設定できます。別のデータベースで定義されたデータがある場合は、そのデータをインポートするインポートスクリプトを作成できます。担当の Infor Business Partner または Infor ICS に連絡して、この処理の支援を求めることをお勧めします。
  3. 既存のプロスペクトを設定し、次に [プロスペクト/プロスペクト担当者相互参照] フォームを使用して、そのプロスペクトとプロスペクト担当者を相互参照させます。
  4. 既存顧客とインポートまたは手動設定した担当者を相互参照させます。これには、 [顧客/プロスペクト担当者相互参照] フォームを使用します。
  5. 追跡を開始したい既存のリード、機会、機会タスク、見積を入力します。これらのインポートが必要な場合、担当の Infor Business Partner または Infor ICS に連絡してこの処理の支援を求めることをお勧めします。
  6. CRM の使用を開始します。