EDI 受注オーダ明細への変更

このトピックでは、EDI 受注オーダ明細への変更処理について説明します。

EDI 受注オーダへの明細の追加

明細品目を追加または更新すると、顧客の貸方残高が調整されます。新しい貸方残高が顧客の与信限度よりも多い場合は、エラーメッセージが表示されます。

顧客の転記された残高が与信限度よりも多い場合も、エラーメッセージが表示されます。

EDI 受注オーダ明細/発行の更新

オーダ数量の値がゼロよりも大きい明細の[品目]フィールドは更新できません。

明細品目の数量を更新するには、[価格変更]ボタンをクリックします。これにより、 [品目] フォームでの価格の変更を反映して、価格が更新されます(また、[単価]フィールドをクリアして、カーソルを別のフィールドに移動し、自動価格変更を実行することもできます)。

たとえば、6 月 15 日、顧客が 1 品目当り 20 ドルで 5 品目を注文します。6 月 16 日に、[品目]フォームの [単価価格] 22 ドルに変更されました。6 月 17 日に EDI 受注オーダを 6 品目に更新した場合、[価格変更]をクリックして最新の品目単価にアクセスしない限り、品目の価格は品目当り 20 ドル(EDI 受注オーダに従う)のままです。その後、システムにより、品目当り 22 ドルの新しい価格を反映するように、6 品目のそれぞれの価格が変更されます。

[オーダ数量]フィールドを変更すると、[受注オーダ引当]フィールドが自動的に調整されます。

明細/発行の削除

明細/発行を削除するには、以下のどちらかの条件が満たされている必要があります。

  • EDI 受注オーダ明細/発行の状況が計画である。
  • [オーダ数量]、[出荷済数]、および[返品数] の各フィールドの値がゼロである。

出荷情報

[一般]タブと[直送先]タブには、各明細品目のオーダ出荷情報が表示されます。このフィールドは、複数の出荷先へ積荷が出荷される EDI 受注オーダの出荷情報の追跡に使用します。

特定の明細/発行品目を出荷する場所を指定できます。また、既存の場所を変更することもできます。

明細/発行が完全に出荷されるまで、いつでも直送先を追加したり更新したりできます。

注:  明細/発行の出荷先場所を変更すると、その明細/発行の前の直送先場所の記録はなくなります。そのため、直送先場所を変更する場合は、別の明細/発行を追加することをお勧めします。

請求要件のため、直送先住所には、顧客ファイルで確立されている顧客しか使用できません。

税情報

直送先顧客を EDI 受注オーダ明細品目に追加すると、システムは直送先顧客の税コード、既存の顧客の税コード、および EDI 受注オーダ明細品目の税コードを比較し、明細品目税コードの変更が必要かどうかを判断します。

地域ベースのシステムでは、新しく追加した直送先顧客の税コードは、元の顧客の税コードとは異なる場合があります。その場合、システムは EDI 受注オーダ明細品目税コードを新しく追加した直送先顧客の税コードに変更します。ただし、EDI 受注オーダ明細品目の税コードが率区分の税コードで、新しく追加した直送先税コードが元の顧客の税コードと同じである場合は、システムは明細品目の税コードを空白にします。

品目ベースの税システムでは、新しく追加した直送先顧客の税コードは、EDI 受注オーダ明細品目の税コードとは異なる場合があります。その場合、システムは EDI 受注オーダ明細品目税コードを [税管轄別品目税コード] フォームで指定した税コードに変更します。システムは、この明細品目に対して入力した品目番号と、直送先顧客の免除コードの管轄に基づき、このレコードを検索します。

注:  この処理は、直送先顧客の免除コードにゼロ以外の率があり、管轄が空白でなく、 [税管轄別品目税コード] フォームにレコードが存在する場合にのみ発生します。

システムは、EDI 受注オーダ明細品目の税コードを直送先税コードで上書きするかどうかを尋ねます。税コードをそのままにしておくことも、変更することもできます。

注:  [税システム]フォームの [明細品目適用] フィールドが選択されていない場合、システムは確認のメッセージを表示せずに税コードを変更します。