EDI トランスレータについて
フラットファイルトランザクションを SyteLine の EDI データベーステーブルからフラットファイルにエクスポート後、それらのファイルはトランスレータに送信されます。トランザクションをフラットファイルから EDI データベーステーブルにインポートする前に、これらのファイルはトランスレータによって作成されます。トランスレータは、フラットファイル情報を取得し、「ANSI X12 または EDIFACT」 規格に従って、トランザクションの書式を再設定します。
フラットファイルレイアウトの詳細については、以下のトピックを参照してください。
- アウトバウンド需要 EDI トランザクションについて
- インバウンド需要 EDI トランザクションについて
- アウトバウンド供給 EDI トランザクションについて
- インバウンド供給 EDI トランザクションについて
以下の図は、トランスレータ内のトランザクションの流れを示しています。
トランスレータ
Infor SyteLine EDI は複数の異なるトランスレータと連携できます。Inovis EDI、Sterling の GENTRAN:Server、Radley の RADEDI/CARaS、または TSI の Mercator。EDI 通信システムを完成するには、これらの別個のプログラムの 1 つを購入し、インストールする必要があります。詳細については、Infor アカウント担当者にお問い合わせください。
システムトランスレータの詳細については、トランスレータのマニュアルを参照してください。上記以外のトランスレーターを使用する場合、フラットファイルにアクセスできるプログラムは一度に 1 つだけとなるように、トランスレーターで正しい「ロックファイル」が使用されるように設定する必要があります。
VAN
また、EDI の物理的要件を満たすために、通信回線やメールボックスも配備する必要があります。(顧客がオーダを送信した場合、ご使用のメールボックスに届きます。トランスレータを使用してメールボックスからオーダを引き出します。顧客および購入先も、こちらから送信した文書に対して同一の手順を実行します。)
通常、これは付加価値ネットワーク(VAN)を使って行われます。VAN では、トランザクションのためのメールボックス、プロトコル変換、実装援助、セキュリティ、オーディットなどの接続やサービスを処理します。