返品された資材の受入

[RMA 返品トランザクション] フォームで、返品された資材を受け入れる明細品目でフィルタします。返品された数量と、品目を在庫に戻すかどうかを入力します。

受入済数量が返品を承認された数量と等しい場合、返品受入処理によってその明細品目の状況が自動的に全数済に変更されます。受入済数量が承認された数量より少ないときは、それ以降も返品資材を受け入れることができます。顧客の貸方に記録されるのは、実際に返品された資材のみです。

[原価詳細] タブには、RMA 関連の材料、労務、固定間接費、変動間接費、および外注原価が表示されます。このフィールドが有効になるのは、[返品数] の値が 「0」 以外であり、かつ、[返品後保管] および [処置] が選択されている場合です。この条件が満たされている場合、原価が決定されます。

  • [返品数] の値が 「0」 以上であり、[返品後保管] が選択されている場合、受注オーダ番号、明細、および発行に関連する最後の受注オーダ出荷レコードから原価が算出されます。受注オーダ出荷レコードが見つからない場合、かつ原価が倉庫レベルにある場合、原価は品目/倉庫から算出されます。それ以外の場合、原価は品目レコードから算出されます。
  • それ以外の場合、原価はゼロに設定されます。
注: 以前の、未だ貸方に記載されていない返品の相殺または調整手段として、負の数量を入力することができます。その場合、調整の理由コードの入力を求めるプロンプトが表示されます。返品伝票の発行後は、負の数量による調整は行えなくなります。