補足統計申告書データ

複数の EU レポートに使用されている補足統計申告書 (SSD) データを入力します。指定されている場合、SSD 値はトランザクションのエクスポート値です。この値は、単価/価格 (拡張原価/価格以外) であり、受注オーダまたは購買オーダの通貨になります。

以下の場合に SSD 値を入力できます。

  • 受注オーダ明細/発行。受注オーダ明細/発行で SSD 値を指定する場合、 [EU SSD] フォームの [SSD 値] フィールドには、[SSD 値] * [出荷済数] が表示されます。

    受注オーダ明細/発行で SSD 値をゼロに設定する場合、レコードを保存するときに、

    • この SSD 値は、品目の [価格] がゼロでなければこの [価格] に設定されます。
    • [価格] がゼロであれば、[SSD 値] は品目の [最新単価] (受注オーダ明細/発行の測定単位と顧客の通貨に変換) がゼロでなければ、この [最新単価] に設定されます。警告メッセージが表示されますが、レコードは保存されます。品目の [最新単価] を顧客の通貨に換算するときに、システムは受注オーダの [固定レート] フィールドが選択されているかどうかを調べます。選択されている場合、受注オーダの為替レートを使用します。選択されていない場合は、2 種類の為替レートが設定されているかどうかを調べます。設定されていれば、関税と使用為替レートを使用し、設定されていなければ、標準為替レートを使用します。
    • 品目の [最新単価] もゼロである場合、エラーメッセージが表示され、以降の処理は停止します。
  • 購買オーダ明細/発行。購買オーダ明細/発行で SSD 値を指定する場合、 [EU SSD] フォームの[SSD 値]フィールドには、[SSD 値] * [受入数] が表示されます。

    購買オーダ明細/発行で SSD 値をゼロに設定する場合、レコードを保存するときに、

    • この SSD 値は、[品目原価] がゼロでなければこの [品目原価]に設定されます。
    • [品目原価] がゼロであれば、[SSD 値] は品目の [最新単価] (購買オーダ明細/発行の測定単位と購買オーダの通貨に変換) がゼロでなければ、この [最新単価] に設定されます。警告メッセージが表示されますが、レコードは保存されます。品目の [最新原価] を購買オーダの通貨に換算するときに、システムは、購買オーダの [固定レート] フィールドが選択されているかどうかを調べます。選択されている場合、購買オーダの為替レートを使用します。選択されていない場合は、2 種類の為替レートが設定されているかどうかを調べます。設定されていれば、関税と使用為替レートを使用し、設定されていなければ、標準為替レートを使用します。
    • 品目の [最新単価] もゼロである場合、エラーメッセージが表示され、以降の処理は停止します。
    • 購買オーダ受入中に品目原価を変更すると、 [購買オーダ明細] フォームと [EU SSD] フォームの最新原価が更新されます。

SSD 値を更新するには、ゼロ以外の値を指定します。値を変更した後でデフォルトに戻す場合は、ゼロの値を入力します。システムが上記の手順を行います。

注:  [海外価値] は SSD 値です。