新規一括請求ヘッダの作成

[一括請求生成] フォームを使用して、一般受注オーダおよびデリバリオーダの両方について 1 度の処理で一括請求を生成します。デリバリーオーダは、 [一括請求] を用いて請求する必要があります。

以下の項目で受注オーダ品目を選択できます。

  • 顧客番号
  • 週次または月次などの請求周期
  • 一般受注オーダの品目であるかデリバリオーダの品目であるか
  • 受注オーダを処理する場合の受注オーダ番号
  • デリバリオーダを処理する場合のデリバリオーダ番号
  • デリバリオーダを処理する場合の顧客購買オーダ番号
  • 出荷日

この操作では、未転記の一括請求レコードを削除できます。この機能は、保留請求レコードの更新 (再生成) の際に便利です。詳細については、「一括請求レコードの更新と削除」を参照してください。

生成処理時に、この操作により出荷済受注オーダ品目が確認され、一括請求のマークが付いた品目またはデリバリオーダ番号にリンクした品目が選択されます。出荷品目の数量は、請求数から返品数を引いた値より大きい必要があります。選択品目は、フォームで指定した基準によりフィルタがかけられます。次に、フィルタをかけた品目の一括請求レコードが生成されます。

この操作では、先行請求トランザクションが無視されます。 [一括請求操作] を用いて請求書を印刷する場合、受注オーダ品目について発行された先行請求も対象となります。先行請求トランザクションは、一般請求と同様に一括請求で表示されます。

また、この操作では、請求書を印刷する際、前払金額が処理されていてもそれを無視します。

注: 一括請求ヘッダの生成時に問題が生じた場合は、[原価に税を含む] チェックボックスの設定と、作業中の顧客および受注オーダの設定が同じであることを確認します。

顧客の保留請求レコードがない場合は、その顧客の請求書ヘッダを作成できます。保留請求が存在する顧客に請求書を追加するには、以下の手順に従います。

  1. [一括請求生成] 処理を開きます。
  2. [生成前にレコード削除] フィールドで、レコードを削除する方法を指定します。
  3. [顧客] フィールドで、顧客番号を選択します。顧客の一括請求レコードが存在する場合は、新しい請求書を作成できない旨のメッセージが表示されます。
  4. 請求周期、受注オーダ処理、デリバリオーダ処理、および出荷日で生成のエリアで、請求書生成の基準を指定します。
  5. 基準を全て選択したら、[OK] をクリックします。
注: 顧客の類似した請求書が存在する場合は、デリバリオーダ請求区分が購買オーダ別の新しいデリバリオーダ請求を作成できます。この手順については、請求明細の追加 (このトピックで後述) を参照してください。

レコードが生成されると、 [一括請求ワークベンチ] フォームで [一括請求] のある請求書の印刷と転記ができます。一括請求は請求するオーダの通貨になります。全てのオーダに同じ通貨を使用する必要があります。

注:  [一括請求生成] フォームを開いている間、他のユーザは [一括請求ワークベンチ] [一括請求生成] フォームにアクセスできません。