DIFOT (全数納期順守) の実装

DIFOT (全数納期順守) は、サプライチェーンのデリバリパフォーマンスの測定に使用される基準です。

DIFOT 評価を実装するには、以下を実行します。

  1. デフォルト DIFOT 基準を設定します。

    [受注オーダ登録パラメタ] フォームを使用します。それらの値がシステムのデフォルト値になります。以下のレベルで、それらの値を上書きできます。

    • 顧客
    • 受注オーダ
    • 受注オーダ明細
    • 一括受注オーダ明細
    • 一括受注オーダ発行

    最大値の設定:

    • オーダ数を上回って出荷しても全数とみなされる品目の比率には、[オーダ数量許容超過] フィールドを使用します。
    • オーダ数を下回って出荷しても全数とみなされる品目の比率には、[オーダ数量許容以下] フィールドを使用します。
    • オーダを納期より前に出荷しても納期順守とみなされる日数には、[納期前出荷許容率] フィールドを使用します。
    • オーダを納期より後に出荷しても納期順守とみなされる日数には、[納期後出荷許容率] フィールドを使用します。
  2. (既存の受注オーダレコードの場合) [オーダ DIFOT 方針の更新] フォームを使用して、DIFOT データを生成します。
  3. システムを使用して、DIFOT データを生成する受注オーダを作成し、データを挿入します。
  4. [全数納期順守レポート] を使用して、目的の DIFOT レポートを作成します。