クレジットカード利用顧客の出荷費用設定

受注オーダにクレジットカードを使用する場合、オーダを送信する前に出荷費用を計算して、顧客が請求総額を把握できるようにします。オーダの出荷方法を指定して、システムがその出荷方法に基づいて輸送費を計算するようにできます。その後、受注オーダを標準プロセスで出荷および請求できます。

出荷方法と関連するフィールドは、クレジットカードインターフェースとともに使用されます。

注:  この情報の一部は SyteLine ポータル経由のクレジットカードオーダにも適用されます。ただし、そのプロセスには相違点もあるため、ポータルの管理ガイドを参照してください。

クレジットカードオーダの出荷費用を設定する場合、以下を行います。

  1. [輸送費方式] フォームで、適切な出荷輸送費の計算のための方法(ルール)を定義します。たとえば、輸送費は、オーダ別の最大または最小輸送費を使用して、品目や合計オーダ重量別に計算できます。このフォームに関する詳細については、「輸送費方式の例」または特定のフィールドヘルプを参照してください。
  2. [出荷方式] フォームで、クレジットカードオーダに対する出荷方法を定義します。各出荷方式では、使用する輸送費計算方法および最大/最小の出荷日数を指定できます。(後から、オーダ入力プロセスで、オーダがクレジットカードで支払われることを指定する際に、出荷方法も指定できます。)  
  3. [出荷方式グループ] フォームで、出荷方法を、クレジットカードで支払う顧客が割り当てられるグループと組み合わせます。割り当てたグループに含まれる各出荷方法は、オーダ入力プロセスで、出荷方法リストの選択に使用されます。
  4. [顧客] または [マルチサイト顧客] フォームで、顧客がオーダの支払にクレジットカードを使用するバイは、その顧客に対する出荷方法を選択します。
  5. [受注オーダ登録パラメタ] フォームで、デフォルトの出荷方法グループを設定します。顧客に出荷方法グループが定義されていない場合、このデフォルトグループによって、新しいクレジットカードオーダに表示される出荷方法の一覧が決まります。
  6. オプションで、 [品目] または [マルチサイト品目] フォームで、特別な [輸送費] が必要となる品目に請求される輸送費を指定します。この金額は、 [輸送費方式] フォームの品目設定別にデフォルト請求額を上書きします。
  7. [受注オーダ] フォームにクレジットカードオーダを入力した場合、[クレジットカードの支払] をクリックして、手順 2 で定義した出荷方法の 1 つを指定できます。

    輸送費(出荷費用)を計算したら、[受注オーダ] フォームの [輸送費] フィールドに保存されます。

    出荷方式の入力はオプションです。方法が入力されていない場合、そのオーダの輸送費は計算されず、代わりに標準のプロセスで輸送費が指定されます。

このタスクで使われる各フォームに関する詳細は、フォームおよびフィールドのオンラインヘルプを参照してください。