移動オーダ/ジョブオーダ相互参照

相互参照では、元サイトの需要移動オーダ明細と元サイトのジョブオーダとの間にリンクが作成されます。ジョブオーダによって作成される供給はその移動オーダ用に予約され、他の需要オーダでは使用できなくなります。

注:  これは、サイト間の在庫移動という状況での移動オーダを指します。ただし、同一サイトにある倉庫間で在庫を移動することも可能です。
  1. 元サイト (品目を移動する予定のサイト) の [移動オーダ明細品目] フォームで、移動オーダに新しい明細品目を追加するか、または既存の移動オーダ明細品目 (先サイトで需要を移動オーダに相互参照することで自動作成されたもの - 上記の 「参照」 トピック参照) を選択します。
  2. [詳細] タブを選択します。
  3. [移動中場所] フィールドには、「先」 サイトにおけるこの品目の移動中場所が自動的に選択されています。選択されていない場合、 [保管場所] フォームで定義しているように移動中場所の名称を入力できます。
  4. [ソース] フィールドで [ジョブ] を選択します。[品目] フォームで、品目の [ソース] コードが [製造] に設定されている (さらに、[在庫品] フィールドが選択解除されている) 場合は、デフォルトで [ジョブ] が選択されます。
    注:  [送付先] フィールドは、先サイトにおいてこの移動オーダに相互参照された需要区分に設定されます。たとえば、先サイトにおいて、受注オーダ明細品目が相互参照され、この移動オーダが作成された場合、[ソース] は [オーダ] になります。元サイトでこのフィールドを変更することはできません。
  5. 移動オーダ明細を既存のジョブに相互参照するには、ソースフィールドの横のラベルの付いていないフィールドにジョブ番号を入力します。2 番目にラベルの付いていないフィールドで、ジョブオーダの接尾辞(ある場合)を入力します。3 番目にラベルの付いていないフィールドで、特定の作業に相互参照する作業番号を入力します。

    新規ジョブを作成し、特定のジョブ番号を割り当てるには、ジョブ番号を入力します。新規ジョブを作成し、システムがジョブ番号を割り当てるようにするには、フィールドを空白のままにします。

  6. 計画モードが APS の場合、[保存時に計画] フィールドをオンまたはオフにします。このフィールドをオフにするかどうかについての詳細は、 このフィールドをオフにするかどうかについて詳細は、[保存時に計画] のヘルプトピックを参照してください。
  7. [アクション > 保存] の順に選択してレコードを保存します。
  8. [ソース] をクリックします。「相互参照は移動オーダ明細品目からジョブに実行されます」 というメッセージが表示されます。
  9. [OK] をクリックします。システムは自動的にジョブオーダを作成し、ジョブ番号を[ソース] フィールドに挿入します。
  10. オプション: [ソース] をもう一度クリックすると、相互参照されたジョブオーダを表示できます。ジョブの [終了日] は、移動オーダの [出荷予定日] に相当します。[開始日] は終了日 (品目のリードタイム) として計算されます。
  11. 移動オーダ明細に参照されるサブ組立品目のサブジョブを作成する場合、 [作業手順/部品表のコピー] フォームを開きます。
  12. [コピー元区分] フィールドで、[最新] (最新の作業手順/部品表を使用してサブジョブを作成する場合) を選択します (異なるジョブの作業手順/部品表を使用するには、[ジョブ] を選択します)。
  13. [多段階部品表のコピー] フィールドで、[はい] を選択します。
  14. [品目] フィールドで、最新の作業手順/部品表に対するコピー元品目番号を選択します([カテゴリ] フィールドで[ジョブ]を選択した場合、[ジョブ] フィールドでジョブの作業手順/部品表に対するコピー元ジョブを選択します)。
  15. [コピー先区分] フィールドで、[ジョブ] を選択します。
  16. [ジョブ] フィールドで、これまでのステップで移動オーダ明細の相互参照先にしたジョブの ID を入力します。
  17. [処理] をクリックします。この処理を実行すると、作業手順/部品表が相互参照された親ジョブにコピーされ、作業手順/部品表の各サブ組立品目についてサブジョブが作成されます。受注オーダ明細で APS 計画処理を実行するか、ATP 取得または CTP 取得を実行するまで、サブジョブには開始日も終了日も設定されません。
注: 

これらのサブジョブを計画する場合 (ATP 取得 または CTP 取得ボタンをクリックする場合または APS 計画処理を実行する場合)、供給は、移動オーダ明細に 「ハードペギング」 されます。リソースまたは供給、あるいはその両方の有効性に変更が生じた場合、該当する例外メッセージに対処する必要があります。相互参照されないジョブでシステムが実行する通常の 「ソフトペギング」 では、有効性または需要の変動に従い、システムは自動的に資材を再割付します。

[資材プランナーワークベンチ] フォームを使用すると、一定範囲のジョブオーダに相互参照できます。