受注オーダ明細での直送先の場所および税について

直送先顧客を受注オーダ明細品目に追加すると、システムはその直送先顧客の税コード、既存顧客の税コード、および受注オーダ明細品目の税コードを比較して、明細品目の税コードを変更する必要があるかどうかを判断します。

地域ベースのシステムでは、新たに追加された直送先顧客の税コードが元の顧客の税コードと異なる場合、受注オーダ明細品目の税コードは追加された直送先顧客の税コードに変更されます。ただし、受注オーダ明細品目の税コードが率区分の税コードであり、かつ新しく追加された直送先の税コードが元の顧客の税コードと同じ場合、明細品目の税コードは消去されます。

品目ベースの税システムでは、新しく追加された直送先顧客の税コードと受注オーダ明細品目の税コードが異なる場合、受注オーダ明細品目の税コードは税管轄別品目税コードファイルで指定された税コードに変更されます。このレコードは、この明細品目に対して入力された品目番号と、直送先顧客の免除コードの税管轄区に基づいて検索されます。

注:  この処理は、直送先顧客の免除コードがゼロ以外の値であり、税管轄区が未入力でなく、かつ税管轄別品目税コードファイルにレコードがある場合のみ実行されます。

システムから、受注オーダ明細品目の税コードを直送先税コードで上書きするかどうかを確認するメッセージが表示されます。税コードを上書きしない場合は [いいえ] を選択します。受注オーダ明細品目の税コードを変更する場合は、[はい] を選択します。[税システム] フォームで、 [明細品目適用] チェックボックスがオフになっていると、この確認メッセージは表示されません。ただし、その場合も、税コードは変更されます。