チェック数字の値の決定
       
				[自動車用コンテナ]
			フォームにレコードを保存するときに、[チェック数字] フィールドが自動的に入力され、[所有者コード]、[設備カテゴリ ID]、および [コンテナシリアル番号] の値が確認できます。これらのフィールドにデータがあるときに限り [チェック数字] が入力されます。 
   
      所有者コードの各文字、設備カテゴリ ID、シリアル番号の各数字に数値が連続的に引き当てられます。
所有者コードまたは設備カテゴリには、以下と同等の数値が割り当てられます。
| 文字 | 同等値 | 文字 | 同等値 | 
|---|---|---|---|
| A | 10 | N | 25 | 
| B | 12 | O | 26 | 
| C | 13 | P | 27 | 
| D | 14 | Q | 28 | 
| E | 15 | R | 29 | 
| F | 16 | S | 30 | 
| G | 17 | T | 31 | 
| H | 18 | U | 32 | 
| I | 19 | V | 34 | 
| J | 20 | W | 35 | 
| K | 21 | X | 36 | 
| L | 23 | Y | 37 | 
| M | 24 | Z | 38 | 
シリアル番号は 0 ~ 9 の数字に限ります。
重み係数
重み係数は、ある品目の他の一品目に対する相対的な重要性を主観的に上げる方法です。各数値の同等値には 2^0 から 2^9 の範囲で重み係数が掛け合わされます。重み係数 2^0 は所有者コードの最初の文字に適用され、以後、2 の乗数が増加し、シリアル番号の最後の数字は 2^9 まであがります。
チェック数字の値
このテーブルは 0 に準拠して行われた割り算の余りに対応したチェック数字の値を示します。値 0 が 0 と 10 の両方の残りとして指定された結果による重複を避けるために、残りが 10 になるシリアル番号の使用はお勧めできません。
| 残り | チェック数字 | 
|---|---|
| 10 | 0 | 
| 9 | 9 | 
| 8 | 8 | 
| 7 | 7 | 
| 6 | 6 | 
| 5 | 5 | 
| 4 | 4 | 
| 3 | 3 | 
| 2 | 2 | 
| 1 | 1 | 
| 0 | 0 | 
シリアル番号は 0 ~ 9 の数字に限ります。
サンプル計算
この例では、サンプルの所有者コード、設備カテゴリ ID、およびシリアル番号を示し、各文字および数字の等価係数および重み係数を挙げています。最後のテーブルは、等価係数テーブルおよび重み係数テーブルのカラムの積を示します。
所有者コード = ZEP
設備カテゴリ ID = U
シリアル番号 = 003725
| 完全な ID | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Z | E | P | U | 0 | 0 | 3 | 7 | 2 | 5 | 
| 同等係数 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 38 | 15 | 27 | 32 | 0 | 0 | 3 | 7 | 2 | 5 | 
| 重み係数 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 4 | 8 | 16 | 32 | 64 | 128 | 256 | 512 | 
| 等価係数および重み係数のカラムの積 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 38 | 30 | 108 | 256 | 0 | 0 | 192 | 896 | 512 | 2560 | 
このテーブル上の全ての積の合計 = 4592
係数 11 で割った合計 = 417 5/11
残りは 5 です。この場合、上記チェック数字テーブルの値を参照すると、チェック数字が[5]確認であると判断できます。