値式

[値区分]が[リテラル]に設定されている場合は、このフィールドでリテラル表現またはマクロ式を指定します。以下のようなマクロ式が現在サポートされています。

マクロ 説明
ACTION() TABLE! とともに使用します。BODレプリケーションを起動する挿入操作の場合は、値 [Add] を取得します。更新操作の場合、値 [Change] を取得します。Delete は現在定義されておらず、空文字列に置き換わります。
PARMS( table.column ) 指定されたテーブル/カラムに解決します。
FPARMS PARMS と同様ですが、結果を一重引用符で囲んでフィルタに使用します。
P(property) IDO プロパティの値
FP(property) P() と同様ですが、結果を一重引用符で囲んでフィルタに使用します。
Pn メソッドパラメタに使用されます。メソッドパラメタは、特定のプロパティ名ではなく、番号順に参照されます。たとえば、P7 は、7 番目のメソッドパラメタを指定します。
FPn メソッドパラメタに使用されます。Pn と似ていますが、こちらは結果を一重引用符で囲みます。
NIDID(property|param|literal) ロケーションは空白のままで、NID の値に解決します。プロパティ名、呼び出しパラメタ名、または置換キーワードを含むリテラル文字列を指定してください。その場合、このマクロは、NID に必要な残りの情報をシステムから取得します。
LNIDID(property|param|literal) ロケーション(「元」サイト)を含む、NID の値に解決します。プロパティ名、呼び出しパラメタ名、または置換キーワードを含むリテラル文字列を指定してください。その場合、このマクロは、NID に必要な残りの情報をシステムから取得します。
TNIDID(property|param|literal) 戻り値に会計エンティティまたは場所を含めない点を除いては、NIDID キーワードと同様に動作します。プロパティ名、呼び出しパラメタ名、または置換キーワードを含むリテラル文字列を指定してください。その場合、このマクロは、NID に必要な残りの情報をシステムから取得します。
BODNOUN() または BODVERB() リンクされているレプリケーション文書相互参照フォーム(インバウンドまたはアウトバウンド)からの BOD 名詞と BOD 動詞の値に解決します。キーワードの BODNOUN と BODVERB は、レプリケーション文書フォームのリテラル [値式]フィールドのほか、 [BOD タグ名]フィールドと [属性名]フィールドで、認識され使用されます。これらのキーワードを使用すると、レプリケーション文書をテンプレートとして使用し、相互参照フォームで選択する名詞/動詞の組み合わせにより、様々な外側の XML 要素に解決することができます。

たとえば購買オーダ同期 BOD では、最も外側の XML 要素名として [SyncPurchaseOrder] を指定する必要があります。また購買オーダ処理 BOD では、最も外側の XML 要素名として [ProcessPurchaseOrder] を指定する必要があります。代わりに、BODVERB()BODNOUN() を使用して、PurchaseOrder レプリケーション文書の BOD タグ名で動詞と名詞を指定すれば、両方の動詞に同じレプリケーション文書を使用できます。

タグや属性の名前にこれらのキーワードを使用する際には、空白を含めないように注意してください。空白は、XML 名では使用できません。

FROMLOGICALID() 元のアウトバウンドメッセージのソースであるサイトの site.message_bus_logical_id 値に解決し、次に、そのサイトの parms.site 値を付加します。例:[infor.mongoose.oh]
BODCURDATETIME() BOD 対応アプリケーション用にフォーマットされた、現在のサーバベースの日付/時刻に解決します。
VARIATIONID() ユニークと保証された 64 ビット整数値に解決します。
TENANTID() [サイト] または [サイト/会計グループ] 、あるいは [イントラネット] フォームで設定した [テナント ID] 値に解決します。
FROMSITEINTRANET() TENANTID と同じ
URIFROMSITEINTRANET() URI を FROMSITEINTRANET と符号化したので、 "/" のような URI 文字は回避されます。
URITENANTID() URI を TENANTID と符号化したので、 "/" のような URI 文字は回避されます。
CDATA() 要素全体をラップし、XML CDATA 構築を使って全 XML タグが無視されるようにします。CDATA() は要素の最初になければ無視されます。CDATA() が要素値の先頭にあると、その値は CDATA セクションになります。例:CDATA()P(P3).