オブジェクト名

オブジェクトの名前を特定します(メッセージ)。[オブジェクト名] は、[メッセージ区分] と共にアプリケーションが使用するキーとして使用され、メッセージを見つけて表示します。したがって、[オブジェクト名] と [メッセージ区分] の組合せは一意である必要があります。

  • メッセージ名が基準メッセージを指す場合、[E=](エラー)、[I=](情報)、[Q=](複数ボタンのプロンプトによる質問)、または [W=](警告)から始まるオブジェクト名を使用します。これらの命名規則を使用する場合、メッセージが表示されると、システムにより自動的に適切なアイコンが表示されます。
  • メッセージ名が変換されたテキストのあるテーブルまたはカラムを指す場合、[@]から始まり以下のいずれかが続くオブジェクト名を使用します。
  • テキストがテーブルを示す場合は table-name
  • テキストがテーブル内のカラムを示す場合は table-name.column_name です。
  • メッセージ名が特定のオブジェクトをマップしないテキストに変換される場合、[@!] から始まるオブジェクト名を使用します。
  • メッセージがリスト項目ペア(つまりプロパティクラス名とその値)の場合、[@:] から始まる、 プロパティクラス名、もう 1 つのコロン、そして値とつづくオブジェクト名を使用します。たとえば、いくつかのアプリケーションデータベーステーブルに状況カラムが含まれ、それぞれが IDO レイヤ内で (受注オーダの状況の)CoStatus と呼ばれるプロパティクラスに関連付けられる場合、リスト項目ペアにより特定の受注オーダ状況値に関連する変換可能なテキストを取得できます。そうすることで、リスト項目ペアオブジェクトメッセージ名 [@:CoStatus:C] により、「C」という状況値に対して「Complete」の変換可能な文字列値が参照できました。
  • メッセージが制約(メッセージ区分 17)または制約の削除(メッセージ区分 18)を指す場合、オブジェクト名は ApplicationMessagesIx0 または apparmsFk1 のようにデータベース制約名と一致する必要があります。さらに、IDO フレームワークレイヤでデータベース制約例外を検出する場合、フレームワークにより ObjectName = ConstraintName およびメッセージ区分のメッセージテーブル見出しが実行されます。