イントラネット名

イントラネット名をここで指定しない場合、この XML 文書はどのサイトでも使用できます。イントラネット名を指定した場合、この XML 文書の使用はそのイントラネット上のサイトに制限され、 [イントラネット] フォームでのイントラネット定義で、イントラネット転送プロトコルを HTTP に指定する必要があります。

注:  ソースサイトではなくターゲットサイトのイントラネットを指定してください。

同じ BOD 名詞と BOD 動詞を持つ 2 つの XML 文書相互参照が指定され、一方にはイントラネット名があり、もう一方にはない場合、一致するイントラネット名が存在すればその名前が使用され、存在しなければ、イントラネット名を含まない XML 文書が使用されます。

たとえば、新しい請求書を作成するたびに XML 文書が生成されるように設定しているとします。このアプリケーションは、その請求書の XML 文書を、それ以外の 3 つのアプリケーション( [イントラネット] フォームで 3 つの異なるイントラネット(A、B、C)として設定)に渡す必要があります。統合を定義しており、したがって XML 文書の構造を 3 つのアプリケーション全てで同じになるように定義していたので、このフィールドでイントラネット名を指定していませんでした。現在、イントラネット C のアプリケーションが変わり、このアプリケーションの請求書データをアプリケーションが処理するために、少し異なった XML 文書形式が必要になっています。このイントラネット専用の新しいアウトバンド相互参照レコードを追加し、イントラネット名を含めます。A および B のイントラネットは、イントラネット名を含まない元の XML 文書を使用し続けますが、イントラネット C は、専用バージョンの XML 文書と、イントラネット名 フィールドで区別される独自の相互参照レコードを使用するようになりました。

別の例:アプリケーションを実行している別のサイトと、変更されたテーブル情報を BOD を介して受信するサイトにも、新しいテーブルの非トランザクションレプリケーションを実行したいと考えています。イントラネット名 を空白のままにした場合、アプリケーションを実行している他のサイトに向けられるデータが BOD に変換されますが、これは正しくありません。レプリケーション文書の 2 つの相互参照インスタンスを、各ターゲットサイトのイントラネットに対して 1 つずつ、合計 2 つ作成する必要があります。