イントラネットライセンス

[サイト] または [サイト/会計グループ] フォームでは、現在のサイトが指定の「マスタサイト」を持つイントラネットと関連付けされている場合のみ、このフィールドが有効になります。イントラネットライセンスでは、マスタサイトから全サイトのライセンス管理を行うことができます( [ライセンス管理] フォーム使用)。ただし、ライセンスをマスタサイトのみで適用する場合でも、ユーザはそのアクセス先の全サイトで設定する必要があります。マルチサイトシステムのイントラネットライセンスの設定については 『Multi-Site Implementation Guide』 を参照してください。

注:  イントラネットライセンスを使用する場合、マスタサイトでないサイトのユーザが [ユーザモジュール] フォームや [ライセンス管理] フォームを使用することはできません。

ユーザがログインしているサイトに関して、このフィールドの値を変更すると、それらのユーザに接続上の問題が発生します。この値を変更する前に、必ず他の全てのユーザをログアウトさせ、変更を行った後、自分もログアウトしてください。

イントラネットライセンスの使用を決めた場合、その使用は長期間に渡ると見なしてください。イントラネットライセンスの使用の有効/無効を切り替えると、問題が生じる場合もあれば、役に立つ場合もあります。イントラネットライセンスの目的は、ライセンスの管理( [ライセンス管理] フォームの使用)を簡素化することです。あるサイトに関してイントラネットライセンスを有効にし、次に無効にする場合は、ライセンス文書を生成し、そのサイトに適用する必要があります。次に [ユーザ] フォームで、そのサイトのユーザに適切なライセンスモジュールを割り当てます。また、イントラネットライセンスを有効にしているときは、作成された新しいカスタムフォームおよび/または他の名前にコピーされたフォームに対して適切なライセンスモジュールレコードが存在する必要があります。それらのレコードは、そのフォームが作成またはコピーされたサイトおよび指定のマスタサイトで作成されます。他のイントラネットライセンスサイトでは、アプリケーションデータベースにこれらのレコードはありません。イントラネットライセンスが有効である限り、全てのチェックはマスタサイトアプリケーションデータベースに対して行われるため、これは問題になりません。ただし、イントラネットライセンスを(マスタでないサイトで)無効にした場合、イントラネット内で作成されたフォームおよび/またはイントラネットの他のサイトからコピーされたフォームは、(新しいライセンス文書の適用後でも)そのサイトではライセンスされなくなります。これは、それらのフォームの適切なライセンスモジュールレコードがアプリケーションデータベースに存在しなくなるためです。