フィルタ

[イベント実行ファイル検出] フォームでは、このフィールドを使用して、監視する単一のファイルまたは複数のファイルの名前を指定します。この場合は、以下のようになります。

  • ファイル名に関係なく、新しいファイルを監視するには、このパラメタを除外するか、空の文字列 [FILTER("")] に設定します。
  • 特定の単一のファイルを監視するには、このパラメタにそのファイルの名前を設定します。
  • ワイルドカード(アスタリスク)を使用することで、複数のファイルを監視できます。特定の種類のファイル(「*.txt」など)、あるいは、特定の文字で始まり特定の拡張子を持つファイル(「win*.xml」など)を監視できます。

その他の場合、このフィールドでは、データ取得を制限するために使用するフィルタを指定します。機能上、このフィルタは、WinStudio 開発での永久フィルタ式プロパティと全く同一です。

式を使用してフィルタを構築するには、このフィールドの左にあるボタンをクリックします。

注:  このパラメタは、カスタムロードメソッドでは有効でありません。

このフィールドのコンテンツには、次の構文を使用する必要があります。

scalarExpr

scalarExpr は、以下であるか、以下に解決します。

  • (ファイル検出イベント実行の場合のみ)ファイル名(ワイルカード付きおよびワイルドカードなし)
  • (その他全ての場合)「WHERE」のない SQL WHERE 句([username <> 'service'] など)

[OK] をクリックして [イベント実行] フォームに戻ると、このコンテンツが FILTER( ) パラメタ内に「ラップ」され、以下の最終構文が生成されます。

FILTER( scalarExpr )

注:  scalarExpr がリテラル値の場合は、 [イベント実行] フォームに返される際に、自動的に二重引用符で囲まれます。scalarExpr が式の場合は引用符で囲まれることはありません。