SQL サーバログインの作成

このトピックでは、CloudSuite Business アプリケーション用の SQL データベースを作成して使用するための最低要件を満たす、SQL Server ログインを作成するための推奨処理を示します。特に要件はなく、ニーズに合わせて処理や許可を自由に変更することができます。

  1. SQL Server Management Studio(SSMS)では、[MGDBCreator] という名前のユーザアカウントを作成し、[db_creator] および [Sysadmin] の役割を割り当てます。

    このユーザアカウントは、コンフィギュレーションウィザードでのみ使用されます。

  2. コンフィギュレーションウィザードおよび MGDBCreator ユーザアカウントを使用して、アプリケーション用のデータベースを作成します。
  3. MGDBCreator アカウントで SSMS にログインし、次のユーザアカウントを作成します。
    • MGMinPermissions
    • MGDev
  4. これらのユーザを、アプリケーション用の全データベースに割り当てます。
  5. SSMS では、全てのアプリケーションに対して実行権限を持つカスタム役割の MG_Executor を作成します。
  6. これらの権限を MGMinPermissions ユーザアカウントに割り当てます。
    • 全てのデータベース用:
      • db_datareader
      • db_datawriter
    • アプリケーションデータベースにのみ、mg_executor 権限を追加します。
  7. これらの許可を、全てのデータベースに対して MGDev ユーザアカウントに割り当てます。
    • db_reader
    • db_writer
    • mg_executor
    • db_ddladmin
  8. Mongoose コンフィギュレーションマネージャを使用して、以下のコンフィギュレーションを作成します。
    • このコンフィギュレーション用の全データベースに対する [MgMinPermissions] SQL ユーザアカウントを含むランタイムコンフィギュレーション
    • 独自の開発アプリケーションを含む開発コンフィギュレーション

      [MGDev] SQL ユーザアカウントを、このコンフィギュレーション用の全データベースに割り当てます。

  9. 全てが意図したとおりに動作することを確認します。
関連トピック