グローバルオブジェクトタブのオプション

このタブでは、フォームの同期を行う際の、カスタマイズされたターゲットデータベースの処理方式を指定します。有効なオプションは以下のとおりです。

オプション 説明/コメント
カスタマイズを保持 選択すると、フォームの同期では、同期処理中は、グローバルオブジェクトの全てのカスタマイズ内容を保持するよう指定します。この場合、グローバルオブジェクトは、同期処理中、全く処理は行われません。  
カスタマイズを削除 選択すると、フォームの同期では、カスタマイズされたグローバルオブジェクトを削除して、新しい基準レベルバージョンでロードするよう指定します。

[削除前にプロンプト] のオプションを同時に選択していない場合、同期処理によって、全ての基準レベルのカスタマイズが失われることになります。

削除前にプロンプト 選択すると、フォームの同期で、カスタマイズされたグローバルオブジェクトのバージョンを、消去するか、保持するか、いずれかを選ぶプロンプトを、表示するよう指定します。このオプションは、 [カスタムフォームの削除] のオプションが選択されている場合のみ、有効になります。

このオプションにより、カスタマイズされたフォームのバージョンを、それぞれ、保持するか、削除して置換するか選ぶことができます。

フィルタ 選択すると フォームの同期で、指定した種類のグローバルオブジェクトを処理するよう指示します。

オブジェクトの種類でチェックボックスを選択すると、フォームの同期では、ターゲットコンフィグレーションで指定した種類のカスタマイズされたオブジェクトを保持するか削除するかを、[カスタマイズを保持 ]または[カスタマイズを削除]の選択に基づいて実行します。いずれの場合でも、フォームの同期では、選択した種類のオブジェクトのターゲットコンフィグレーションの基準バージョンを、ソースコンフィグレーションの基準バージョンで置換します。

オブジェクトの種類のチェックボックスをクリアすると、フォームの同期では、この種類のオブジェクトの処理を行いません。この場合、フォームの同期では、カスタマイズされたオブジェクトを無視し、選択した種類のオブジェクトのターゲットコンフィグレーションの基準バージョンを、ソースコンフィグレーションの基準バージョンで置換しません。

グローバルオブジェクトの処理の対象を、オブジェクトの名前に基づいたフィルタ基準に適合するものだけに、限定することができます。選択した種類の隣にあるドロップダウンリストからフィルタを指定します。

  • 全てのオブジェクトを処理する場合は、このフィールドはクリアします。
  • 一つのオブジェクトだけを処理する場合は、一覧からオブジェクトの名前を選びます。
  • 似通った名前を持つ、複数のオブジェクトを処理する場合は、(%) を使用し、ワイルドカードとなる文字も設定できます。

例えば、Acct で始まるオブジェクトを全て処理したい場合、[Acct%] のように指定します。