リリース管理のプランと要求データを Date Lake に抽出

マルチテナント (MT) クラウド環境の一部として、Infor Data Lake はすべてのテナントとのデータ接続を可能にします。これにより、リリース管理のプランおよび要求データを Data Lake と統合することができます。リリース管理から抽出されるデータには単一プランと結合プランが含まれます。要求改訂とともにプランの更新が Data Lake と統合されます。プラン更新が発生するたびに、プランと要求データが Data Lake のデータカタログと同期されます。キーフィールドによって要求データが該当するプランにリンクされるため、プランと要求データが正確に同期されます。

各プランレコードには一意の改訂番号があり、メトリクスを解析するためのプランバージョンと該当する要求が識別されます。
注: 

既存の履歴プランおよび要求改訂は Data Lake と統合されません。

この統合の主な利点は、EDI メッセージに起因する継続的なプラン更新とプラン要求の手動改訂を記録できることです。さらに、この統合によって、販売リリース、プラン、要求データの処理レポートに対してほぼリアルタイムのデータパイプラインが提供されます。

この情報は Data Lake で新規行区切りの JSON オブジェクトとして保存されます (例: demand.jsonplan.json)。プランとデータオブジェクトのメタデータはデータカタログで定義され、メタデータは ION を介して定義されます。

Infor Data Fabric には、Data Lake でデータを取得するための複数のツールがあります。

  • JDBC アダプター
  • API
  • Compass SQL

リリース管理のプランおよび要求に対するデータカタログスキーマ定義の作成方法については、Infor Customer Portal の KB 2304755 を参照してください。Data Lake でのデータ管理の詳細については 『Infor Data Fabric User Guide』 を参照してください。