リリース管理

このコードリストは Automotive 環境でのみ使用できます。

JobCUMImporter

[リリース管理] で有効なプランの出荷済 CUM データを手動でインポートすることができます。このコードリストは CUM インポートを構成するために使用されます。インポート機能は、出荷済 CUM データとプランフィールドを含む .csv ファイルを読み込みます。プランフィールドは現在の単一プランを取得するために使用されます。出荷済 CUM データは、単一プランを更新し、新しいプランをパブリッシュするために使用されます。

インポートファイルのデータがインポートされるプランの現在のスケジュール状況と一致していることを確認してください。

注: 

テストモードを有効にしてインポートエラーを確認することをお勧めします。テストモードを有効化すると、CUM インポートによって [リリース管理] のプランデータが変更されません。

  • [名前] CUM インポート構成の名前を定義します。名前が「parameter」の JobCUMImporter のエントリがデフォルト構成として使用されます。このエントリは、ユーザーが CUM インポートを構成してテストするために使用できます。
  • [有効] CUM インポートを有効化します。デフォルトでは CUM インポートが無効化されます。
  • [フィールドリスト] .csv インポートファイルから CUM データとプランデータをインポートするフィールドのリストを指定します。フィールドはカンマで区切ります。このフィールド名では大文字と小文字が区別されます。LSP なし、合計出荷 CUM なしのフィールドリストの例: PlanAE,PlanLocation,CustomerID,ShipToID,ItemID,ShippedCurrent
  • [エラーをスキップ] 有効化する場合は、インポートによって、エラーが発生するプランはスキップされ、その他の正しいプランは更新されます。無効化されている場合は、エラーが検出されたときにインポートが停止し、プランの更新がキャンセルされます。デフォルトでは、このチェックボックスがオフにされます。
  • [テストモード] このチェックボックスをオンにすると、[リリース管理] でプランデータは変更されません。デフォルトでは、このチェックボックスがオフにされます。データをインポートする前にテストモードを有効にしてインポートエラーを確認することをお勧めします。

PhaseOutItemsActivation

リリースオーダー要求を品目および関連する内部品目の適用日に基づいて契約行に割り当てるときに使用する品目に対してこのコードリストを実装できます。会計エンティティ (会社) レベルと場所レベルで要求日付機能を有効にするには、この新しいコードリストを有効化する必要があります。フェーズアウト品目の適用日を会計エンティティレベルですべての品目に適用するには、[有効] チェックボックスをオンにします。

PlanAdditionalContractSearch

ジャストインタイム やその他のビジネスプロセスで使用される出荷先場所のコードリストです。異なる品目が同じ工場のそれぞれの出荷先場所に送られる場合があります。[データ変換] は受信 EDI メッセージから異なる出荷先 ID を取得することができません。異なる出荷先 ID によって、[リリース管理] と [出荷管理] は ジャストインタイム プロセスとその他のビジネスプロセスを区別できます。これは、たとえば BMW JIT KANBAN プロセスをサポートするのに必要になります。

PlanAdditionalContractSearch コードリストには追加の出荷先情報が含まれます。この情報に基づいて [リリース管理] は該当する契約行を取得できます。異なる出荷先 ID にリンクされている異なる取引パートナーをサポートするために、[リリース管理] は次の方法で該当する契約を検索します。

  1. [リリース管理] は、[得意先]、[出荷先]、[得意先品目番号]、[得意先オーダー番号]、[適用日] の検索基準を使用して契約を検索します。
  2. 該当する契約行を特定できない場合、[リリース管理] は PlanAdditionalContractSearch コードリストを使用して追加出荷先 ID を検索します。[リリース管理] は [データ変換] によってパブリッシュされる BOD の出荷先 ID を使用します。
  3. 出荷先 ID がコードリストにある場合は、そこから追加出荷先 ID が取得されます。
  4. [リリース管理] は、[得意先]、コードリストからの [追加出荷先 ID]、[得意先品目番号]、[得意先オーダー番号]、[適用日] の検索条件を使用して 2 回目の契約検索を行います。
  5. これでも契約行を特定できない場合は [リリース管理] に未処理プランが作成されます。未処理プランにはコードリストからの追加出荷先 ID が含まれます。

1 つの出荷先に対して 2 つの異なる物流プロセスをサポートする必要がある場合は PlanAdditionalContractSearch コードリストを拡張できます。

  • [名前] 受信 EDI メッセージに基づいて契約行を評価する際に使用する出荷先 ID を定義します。
  • [会計エンティティ] 追加出荷先 ID が使用される会計エンティティを指定します。空欄にすると、ログオンしているテナントのすべての会計エンティティで追加出荷先が有効になります。
  • [短い説明] 追加出荷先と使用されるビジネスプロセスの短い説明を入力します。最大 512 文字を使用できます。
  • [説明] 追加出荷先の説明を入力します。
  • [適用開始日] 追加出荷先の開始日を指定します。
  • [適用終了日] 追加出荷先の終了日を指定します。
  • [追加出荷先] 特定のビジネスプロセスで使用される追加出荷先を指定します。

PlanCUMHandlerTestMode

このコードリストを使用して、[リリース管理] のテストモードを有効化できます。新規システムの実稼動前に、テストモードで CUM の残高調整を行います。リリースオーダーを新規システムと旧システムに並行してインポートできます。ERP システムから出荷をインポートする必要はありません (出荷 CUM と受領 CUM が等しくなります)。会計エンティティのレベルでテストモードを定義できます。

デフォルトではテストモードが無効化されます。

PlanFilterCustomerItems

プランインポートでフィルターする得意先品目番号を [名前] フィールドで定義します。得意先品目でフィルターされる PlanningSchedulesShipmentSchedulesSequenceSchedules のインポートに使用されます。1 つの得意先品目番号に対して、得意先と会計エンティティの組み合わせを 3 つまで指定できます。

SequenceAcceptImpulseWithoutForecast

通常 [リリース管理] では、順序予測メッセージがない順序インパルスは停止されます。これらのスケジュールは未処理プランとして [未処理プラン] ページに [失敗] 例外状況で表示されます。

順序予測メッセージが含まれていない順序インパルスを処理するには、このコードリストを設定する必要があります。

デフォルトではこのパラメーターは無効化されます。順序インパルスメッセージは [未処理プラン] ページに [失敗] 例外状況の未処理プランとして表示されます。このパラメーターを有効化すると、順序インパルスメッセージがエラーなしで処理されます。

SequenceNetChange

通常、順序インパルスメッセージには 1 台の車両に関する情報が含まれます。[リリース管理] が SequenceSchedule BOD をパブリッシュする際は、変更内容の有無に関係なく、すべての順序要求がパブリッシュされます。パブリッシュされる SequenceSchedule BOD の数を減らすために、変更要求のみをパブリッシュするように [リリース管理] を設定できます。

このコードリストで、差分変更のみをパブリッシュする得意先を指定します。

プラン調整時に [目的コード] が要求レベルで設定されます。使用できる値は [挿入]、[更新]、[削除] です。差分変更の機能を有効にする場合、RequirementPurposeCode 参照ごとに「順序インパルス」タイプの要求に [目的コード] がパブリッシュされます。

さらに、SequenceScheduleNetChange (差分変更) としてマークされます。

差分変更の機能を有効にしない場合は、すべての要求がパブリッシュされます。

SequenceNewPlanRevisionImportingShipment

出荷済 CUM に影響する出荷または在庫消費のインポート後に、結合プランと参照単一プランが更新されます。要求から出荷済数量が減らされ、新しいプラン改訂が作成されます。順序処理で処理するデータ量を減らすには、このコードリストを使用して、出荷インポート後の新規プラン改訂作成を無効化します。

デフォルトではこのパラメーターは有効化されます。

SequencePartlySequencedAutomaticProcessing

このコードエントリが有効化されると、一部採番プランが自動的に再検証され、順序コールオフが処理されます。

SequencePartlySequencedWaitTime

プランが処理されるときに [リリース管理] の [未処理プラン] ページで一部採番の保留中プランが再検証されないようにするには、このパラメーターで遅延時間を設定します。デフォルトは 10 分です。

SequencePlanningScheduleFastProcess

新しいスケジュールをインポートした後に、[リリース管理] は BOD 分割ルールに基づいてすべての BOD をパブリッシュします。PlanningSchedule をインポートする場合は、SequenceSchedule をパブリッシュする必要はありません。

このコードリストは、得意先と会計エンティティに対して PlanningSchedule をインポートした後に SequenceSchedule をパブリッシュしないようにするためのものです。

デフォルトではこのパラメーターは無効化されます。SequenceSchedule がパブリッシュされます。このパラメーターを有効化する場合は、PlanningSchedule のインポート時に SequenceSchedule のパブリッシュが抑制されます。

SequencePublishPlanningSchedule

新しいスケジュールをインポートした後に、[リリース管理] は BOD 分割ルールに基づいてすべての BOD をパブリッシュします。SequenceSchedule をインポートする場合は、PlanningSchedule をパブリッシュする必要はありません。

このコードリストは、SequenceSchedule をインポートした後に PlanningSchedule をパブリッシュしないようにするためのものです。

デフォルトではこのパラメーターは無効化されます。PlanningSchedule がパブリッシュされます。このパラメーターを有効化する場合は、SequenceSchedule のインポート時に PlanningSchedule のパブリッシュが抑制されます。

ShipmentIgnoreDuplicateReference1Keys

このコードリストが有効化されている場合、[リリース管理] は結合プランからの参照要求をチェックします。受信する出荷の参照番号 1 が出荷済要求のキーとして既に使用されている場合は要求が除外されます。

ShipmentPublishPlanAfterImport

出荷インポート後にプランをパブリッシュするには、このコードリストを使用します。在庫消費では、[CUM 調整ルール] の [出荷数量を在庫消費で更新] がオンになっている場合にのみパブリッシュが有効になります。LSP 処理で出荷がインポートされない場合にのみ、このコードリストを構成します。

  • [有効] プランのパブリッシュを有効化します。デフォルトではパブリッシュは有効化されます。
  • [ピックアップシートのパブリッシュ] このチェックボックスをオンにすると、ERP システムからピックアップシートの出荷をインポートした後に、新しいプラン改訂がパブリッシュされます。