CUM の現在状況をレビュー
[プラン] 詳細ビューで、選択されているプランの現在 CUM の最新状況をレビューできます。
現在 CUM の最新状況をレビューするには:
- [リリース管理] > [プラン] を選択します。
- 有効なプランの [ドリルダウン] ボタンをクリックします。
-
[CUM の表示] をクリックします。
[CUM] ダイアログボックス上部に現在プランの重要な CUM フィールドが表示されます。現在出荷済 CUM、現在受領済 CUM、移送中数量の最新状況が表示されます。これらのフィールドは、履歴プランの場合でも、現在プランの最新の CUM 状況を示します。
-
次の情報を確認します。
- 合計受領済 CUM
- 得意先が受領および確認した商品の累積数量の合計です。受領済累積数量の合計は契約期間に基づくものです (たとえば数年)。
- 現在受領済 CUM
- 得意先が受領および確認した商品の現在の累積数量です。現在受領済累積数量は CUM の最終リセット日に基づくものです。
- 合計出荷済 CUM
- 発注先が送付した商品の出荷済累積数量の合計です。出荷済累積数量の合計は契約期間に基づくものです (たとえば数年)。
- 現在出荷済 CUM
- 発注先が送付した商品の現在出荷済累積数量です。現在出荷済 CUM は CUM の最終リセット日に基づくものです。
- 最終受領日
- 得意先の最終商品受領日
- 最終受領数量
- 得意先が受領した最終商品数量
- 最終パッキングスリップ番号
- 得意先が確認した最終パッキングスリップ番号
- 最終出荷日
- 得意先が確認した出荷の日付
- 最終出荷数量
- 得意先が確認した最終パッキングスリップの数量
- 移送中数量
- 計算された移送中数量
- CUM 差異
- CUM 差異は、MRP 実行と新規リリースオーダー送信時との間に発生します。この間、得意先が入力した新たな商品受領は現在の要求状況に反映されません。その結果、これらの数量が得意先に再度出荷されないようにするために、CUM 差異を有効要求から減らす必要があります。最終確認済パッキングスリップは、得意先が受領した商品の最終数量を示します。現在受領済 CUM は、リリースオーダー送信時の得意先受領済商品の累積数量です。次の例を参照してください。
2016年12月31日の最終リリースオーダー 要求日 要求数量 2016年1月1日 80 2016年1月2日 90 2016年1月3日 100 2016年1月4日 110 2016年1月5日 120 数量が 80、90、100 の最初の 3 つの項目は得意先に出荷済です。現在の出荷済 CUM = 80 + 90 + 100 = 270 です。
得意先の MRP 実行は2016年1月2日に行われます。
2017年1月3日の次のリリースオーダー 要求日 要求数量 2017年1月2日 90 2017年1月3日 100 2017年1月4日 110 2017年1月5日 120 最初の 2 つの要求数量 80 と 90 が得意先によって受領されます。2 つ目の項目 (要求数量 90) の商品受領前に MRP 実行が行われました。したがって、2 つ目の項目は CUM 差異 90 で発注先へ送信され、現在受領済 CUM は 80 + 90 = 170 です。
この結果、移送中数量は 100 = 270 - 170 です。これらの項目が再出荷されないように、移送中数量 100 と CUM 差異 90 を有効要求から減らす必要があります。
- CUM リセット日
- 累積数量 (CUM) のリセット日
- リセット日の CUM
- CUM のリセット日付での合計累積数量です。
注:プランを手動変更する際に得意先プランの CUM 数をリセットして累積数量を調整できます。