出荷行詳細の編集

  1. [出荷管理] > [貨物] を選択します。
  2. [貨物] ページで [ドリルダウン] をクリックして貨物を選択します。
  3. [編集] をクリックします。
  4. [出荷行] タブをクリックします。このタブには、出荷品目レベルの情報が表示されます。必要に応じて次の情報をレビューします。
    出荷
    この番号によって出荷が識別されます。出荷には、得意先の出荷先住所に納入される複数の梱包済品目が含まれます。
    出荷行番号が表示されます。使用できる場合は [検索] をクリックして出荷行を選択します。
    品目
    品目を識別する品目番号が表示されます。
    品目説明
    品目に関する短い説明が表示されます。
    数量
    得意先に納入される商品の数量が表示されます。出荷済数量は、つまり販売オーダー数量です。出荷後に、この数量をインボイスで使用できます。
    UOM
    長さ、高さ、幅の計測単位が表示されます。
    得意先品目
    得意先品目番号 (得意先の商品番号) が表示されます。
    正味重量
    コンテナー品目の合計重量が表示されます。
    ロット
    ロット番号が表示されます。ロットは一緒に生産および保管されている品目を識別します。
    得意先オーダー番号
    得意先のオーダー番号が表示されます。
    特恵貿易協定
    特恵貿易協定を指定します。国家間の貿易協定で、協定署名国へ輸出する特定品目の関税が引き下げられます。使用可能な特恵貿易協定のリストは PreferentialTradeAgreements コードにリストされます。
    特恵貿易協定によって、印刷で使用する移動証明書が決まります。

    品目マスターデータで特恵貿易協定を事前設定できます。

    梱包状況
    梱包の状況が表示されます。[未梱包]、[一部梱包済]、[一部梱包解除済] の状況は手動で梱包する必要があることを示します。

    次の状況があります。

    • [未梱包] 未梱包です。
    • [一部梱包済] 一部梱包済です。
    • [梱包済] すべて梱包済です。
    • [一部梱包解除済] 仮想コンテナーで一部開梱済です。
    • [梱包解除済] 仮想コンテナーで梱包解除済です。
  5. 該当する行で [ドリルダウン] をダブルクリックして出荷行詳細を開きます。
    出荷
    この番号によって出荷が識別されます。出荷には、得意先の出荷先住所に納入される複数の梱包済品目が含まれます。
    品目
    品目を識別する品目番号が表示されます。
    品目説明
    品目に関する短い説明が表示されます。
    得意先品目
    得意先品目番号 (得意先の商品番号) が表示されます。
    予定到着日
    PSA など一部の取引パートナーでは、得意先が当初伝送した情報として予定到着日 (予定納入日) を提示することが求められます。この日付は、計画納入日に加えて、またはその代わりに送信される場合があります。
    出荷行番号が表示されます。使用できる場合は [検索] をクリックして出荷行を選択します。
    数量
    得意先に納入される商品の数量が表示されます。出荷済数量は、つまり販売オーダー数量です。出荷後に、この数量をインボイスで使用できます。
    UOM
    長さ、高さ、幅の計測単位が表示されます。
    出荷参照
    ラベル印刷の追加情報。たとえば、ピックアップシート番号です。
  6. [取引パートナー情報] を開きます。
  7. 必要に応じて情報をレビューして指定します。
    RAN
    確定要求を一意に識別する、得意先が割り当てるリリース許可番号 (Release Authorization Number)。これは計画スケジュールまたは出荷スケジュールの単一オーダー行で、どの時点でどれだけの品目を出荷する必要があるのかを特定します。
    カンバン
    荷受人が発行するカンバンシグナル ODETTE メッセージが表示されます。このシグナルメッセージにより、荷送人の生産システムは予測需要ではなく実際需要に対応できます。カンバンは製造現場への品目供給を管理するジャストインタイム生産のデマンドプルシステムです。カンバンでは、標準コンテナーまたはロットサイズ (ビン) を使用して製造現場倉庫に品目を納入します。製造現場倉庫には同じ品目が入ったビンが複数ありますが、品目は 1 つのビンからのみ取り出すことができます。ビンが空になると、新しいビンがオーダーされ、満杯のビンから品目が取り出されます。各ビンにはラベルが添付されます。ラインステーションは、このラベルを使用して、必要な品目が入った満杯のビンをオーダーします。これにより、製造現場の使用品目を保存する倉庫で在庫管理する必要がなくなります。
    マニフェスト番号
    マニフェスト番号が表示されます。海上および航空輸送で、輸送手段に積載される貨物をリストしたものがマニフェストです。
    NAEL 番号
    NAEL 番号を指定します。図面変更レベル NAEL 番号は、BMW 固有の 6 つの英数字の組み合わせです。
    FINIS コード
    Ford 社のカスタマーサービス部門が使用する 7 桁の FINIS コードが表示されます。
    ヒートコード
    品目の最高耐火温度を入力します。ヒートコードは鋳造技術で使用されます。溶融金属や合金のバッチ ID のように、特定の鋳物を分類するために使用されます。
    ストックマン
    取引パートナーに固有の属性であるストックマン番号が表示されます。
    ウィジェット
    取引パートナーに固有の追加属性が表示されます。
    物流印刷フィールド
    取引パートナーに固有の追加属性が表示されます。
    出荷済 CUM
    得意先に納入済の数量が表示されます。
  8. [出荷先場所データ] を開きます。
  9. 必要に応じて情報をレビューして指定します。
    ドロップゾーン
    キャリア側の立場から、部品が消費される製造ラインでの納入場所を指定します。
    消費ポイント
    消費ポイントを指定します。ドロップポイントから複数の消費ポイントへ品目を配分できます。
    ドック
    リリースオーダーのドックコードを指定します。ドックコードで得意先の受領場所や組織の出荷場所を定義します (例: ゲート番号)。
    得意先保管場所

    商品受領後の保管場所になる工場または倉庫内の場所を指定します。場所で組織単位を識別することにより、他の組織単位に属する品目を区別します。

    ラインフィード場所
    ラインフィード場所は、順序スケジュールリリースで指定する、得意先が定義する納入場所です。ラインフィード場所は組立ラインの場所を示します。大きな工場で組立ラインが複数ある場合、ラインフィード場所で組立ラインを特定できます。
  10. [追加品目情報] を開きます。
  11. 必要に応じて情報をレビューして指定します。
    品目使用
    品目の使用を分類します。たとえば、状況要因や使用頻度に基づいて分類します。これは追加の検索条件として使用されます。
    例: シリアル部品とスペア部品では梱包方法が異なります。
    モデル年度
    品目の製造年度を指定します。
    生産日
    品目の生産日が表示されます。
    失効日
    品目が使用されなくなる日付が表示されます。この日付が ERP システムからのShipment BOD を介して更新される場合、その値は BOD のShipmentUnitItem レベルで渡されます。
    UPC コード
    UPC (Universal Product Code) は小売で商品を識別するためのバーコードです。
    EPC コード
    EPC (Electronic Product Code) は製品を明確かつ一意に識別します。製造者に割り当てられている番号も含まれます。ONS (Object Name Service) によってインターネットアドレス (URL) が標準 EPC 番号に割り当てられます。EPC 番号は製造者のオブジェクト説明を参照します。これにより、タグされた商品に関する情報をインターネットから取得できます。
    関税条件
    このフィールドの値は、税関品目の出荷ドキュメントの印刷に使用されます。[関税条件] が [関税未払] の場合、すべての取引パートナーの EDI 運送状 (VDA 4912) に対する印刷テンプレートが出荷品目レベルで固定テキスト「** Customs Goods*」と印刷するように調整されています。
    危険物インジケーター
    危険物の一種と考えられる場合は、このチェックボックスをオンにします。
    危険物コード
    危険物のタイプを示すコードを指定します。
    危険物説明
    危険物に関する短い説明が表示されます。
    部品名
    ラベル印刷で使用される、取引パートナーから送信された品目説明が表示されます。
    AQP
    AQP (Assurance qualité produit) フィールドはフランスの自動車業界でのみ使用します。規定の品質保証レベルを満たすと、製品または発注先に AQP ステータスが付与されます。
    セーフティロゴ
    ラベルにセーフティロゴを印刷するには、このチェックボックスをオンにします。情報は ERP システムから取得されます。
    特殊品目特性
    このフィールドを使用して車両セーフティ情報を保存します。このような情報は通常 ERP システムで使用できません。[貨物] および [倉庫コンテナー] ページの詳細ビューで提示される情報はラベル印刷に使用されます。現在、Nissan の発注先が遵守しなければならない次の特性から選択できます。
    • [Nissan メキシコ OBD] 排気規制に関連する特殊品目特性 (自己診断機能)
    • [Nissan メキシコ重要部品 A] ステアリングコントロール、ブレーキシステム、燃料システム完全性など、セーフティ関連の品目
    • [Nissan メキシコ重要部品 B] 衝突時の乗員保護、後衝突セーフティ、セーフドライビングのための伝送情報など、衝突セーフティ関連の品目
  12. [オーダー情報] を開きます。
  13. 必要に応じて情報をレビューして指定します。
    オーダーコード
    得意先のオーダーコードが表示されます (該当する場合)。

    Audi の順序付けを使用する場合は、Audi の物流品目番号がここに表示されます。

    オーダー日
    オーダー作成日が表示されます。
    得意先オーダー番号
    得意先のオーダー番号が表示されます。
    出荷スケジュールオーダー番号
    出荷スケジュールのオーダー番号が表示されます。
    購買オーダー番号
    購買オーダーの番号が表示されます。
    プロジェクト番号
    リリースオーダーのプロジェクト番号が表示されます。
    PO 行番号
    購買オーダー行番号が表示されます。
    オーダー依頼者
    オーダーした得意先が表示されます。
    納入指示番号
    バイヤーが納入指示に割り当てる参照番号が表示されます。
  14. [設計情報] を開きます。
  15. 必要に応じて情報をレビューして指定します。
    設計変更レベル
    品目の設計変更レベルを識別します。通常、一意のインデックスが使用されます。この情報は EDI で受信することができ、通常、ラベルに印刷します。
    設計変更日
    設計変更日が表示されます (該当する場合)。
    図面番号
    図面番号が表示されます。
    図面日付
    図面の元の日付が表示されます。
    図面インデックス
    図面登録が表示されます。プロジェクトの関連する図面が一覧表示されます。
  16. [輸出情報] を開きます。
  17. 次の情報を確認します。
    注: 

    原産国の情報は LN などの ERP システムによって自動入力できます。その他のフィールドは [マスターデータ] > [品目マスター] で管理します。この設定は出荷インポート時に貨物へ自動的に転送されます。貨物の設定を編集できます。

    特恵貿易協定
    特恵貿易協定を指定します。国家間の貿易協定で、協定署名国へ輸出する特定品目の関税が引き下げられます。使用可能な特恵貿易協定のリストは PreferentialTradeAgreements コードにリストされます。
    特恵貿易協定によって、印刷で使用する移動証明書が決まります。

    品目マスターデータで特恵貿易協定を事前設定できます。

    特恵基準
    製品原産地の特恵基準を選択します。

    品目マスターデータで特恵貿易協定を事前設定できます。

    実質的変更原産国

    複数の国の資材から生産される品目では、原産国は最後に品目に「実質的な変更」が加えられた国です。「実質的な変更」とは、品目が新しい別の品目に変わることを意味します。

    連邦取引委員会 (FTC) 原産国
    [Made in USA] は、製品が「すべてまたは実質的にすべて米国で製造」されたことを示す原産国ラベルです。「すべてまたは実質的にすべて」とは、製品に使われる重要な部品と処理も米国で製造および作業される必要があることを意味します。外国産のものは皆無またはほとんどないことが求められます。このラベルは連邦取引委員会 (FTC) によって規制されています。FTC は市場の不正や不公正を是正することを目的としています。虚偽または不当な米国産表示に対しては法的措置を取ることができます。
    連邦取引委員会 (FTC) タイプ
    連邦取引委員会 (FTC) 原産国のタイプが表示されます。
    タイプ 説明
    M 製造: 1 国内ですべてまたは実質上すべてを製造
    A 組立: 1 国または複数国で製造された構成部品を 1 国で組立
    R 再製造: 1 国または複数国で製造された構成部品を使用して、1 国でリビルドまたはリファービッシュ
    商品コード
    税金および関税用に使用する識別コードが表示されます。
    原産国
    品目の生産国が表示されます。
    NAFTA 原産国
    NAFTA 原産国を指定します。原産国はプリセットされます。メキシコとアメリカの共同生産物の場合にのみ [JNT] に変更できます。
    NAFTA 生産者
    自分が商品の生産者である場合は [はい] を選択します (デフォルト)。自分が商品の生産者でない場合は [いいえ] を選択します。
    NAFTA コスト方式
    次の場合に [NC] を指定します。
    • 原産地規則において付加価値基準が必要な場合
    • 取引価額方式ではなくネットコスト方式を使用する場合
    その他の場合は [NO] を指定します。
  18. [梱包情報] を開きます。
  19. 次の情報を確認します。
    梱包状況
    梱包の状況が表示されます。[未梱包]、[一部梱包済]、[一部梱包解除済] の状況は手動で梱包する必要があることを示します。

    次の状況があります。

    • [未梱包] 未梱包です。
    • [一部梱包済] 一部梱包済です。
    • [梱包済] すべて梱包済です。
    • [一部梱包解除済] 仮想コンテナーで一部開梱済です。
    • [梱包解除済] 仮想コンテナーで梱包解除済です。
    梱包指示
    品目の梱包方法を説明する梱包指示の識別コードが表示されます。
    コンテナー作成元
    コンテナーの作成モードが表示されます。次のコンテナーモードを使用できます。
    • BOD: コンテナーが ERP システムでサポートされており、Shipment BOD によって送信されます。
    • 梱包指示: コンテナーが ERP システムでサポートされていませんが、出荷インポート時に有効な梱包指示が検出され、コンテナーが自動作成されました。
    • 手動作成: コンテナーが ERP システムでサポートされておらず、出荷インポート時に有効な梱包指示が検出されませんでした。コンテナーは [梱包] で手動で作成されました。
  20. [インボイス情報] をクリックします。
  21. 次の情報を確認します。
    インボイス
    インボイスの番号が表示されます。
    インボイスの行番号が表示されます。
    価格決定
    価格状況が表示されます。次の状況があります。
    [価格未決定] どの出荷行でも価格が決定していません。
    [プロフォーマインボイス価格] プロフォーマインボイスは出荷直後に送られる仮のインボイスで、ASN の標準金額と価格が取得されます。
    [インボイス価格] すべての出荷行で最終インボイスを使用できます。
    [一部価格決定] 貨物の一部の出荷行は最終インボイスで価格が決定していますが、価格が未決定の出荷行もあります。
    [混在価格] 貨物はプロフォーマインボイスと最終インボイスで価格決定されます。すべての品目と出荷で価格が決定している点で [一部価格決定] とは異なります。
    価格
    品目の価格を表示または指定します (品目 1 単位の価格)。
    価格単位
    価格単位が表示されます。
    基本通貨価格
    基本通貨での価格が表示されます。
    品目金額
    品目金額が表示されます。行品目金額は数量と価格で計算したものです。
    基本通貨での品目金額
    基本通貨での品目金額が表示されます。
  22. [順序データ] を開きます。
  23. 必要に応じて情報をレビューして指定します。
    車両識別番号
    車両識別番号は製造者が車両に割り当てる構造的な組み合わせ文字です。これは、品目が必要とされる組立ラインでの車両番号です。
    ジョブ順序番号
    品目が必要になるジョブの順序番号が表示されます。
    論理順序参照
    論理順序参照番号が表示されます。
    追加車両仕様
    製造者の追加車両仕様が表示されます。
    パイロットラン ID
    パイロットラン ID 番号が表示されます。
    製造参照番号
    製造参照番号 は特定の組立プロセスまたは他の製造者のプロセスを識別する一意の番号です。OEM (Original Equipment Manufacturers) によっては、製造参照番号の代わりに、システム順序参照、ジョブ順序番号、または車両識別番号を使用します。
    可能なワークフロー:
    • 1 つの製造参照番号に対して、納入および搭載される複数の品目が存在する場合があります。たとえば、1 台の車両に装備する左右のミラーです。この場合、順序データを、製造参照番号に割り当てられる異なるプランへ (内部で [順序] フィールドへ) コピーする必要があります。最初の順序スケジュールには、品目データと [参照番号 1] にコピーされる順序識別子が含まれます。続く 2 番目の順序スケジュールには、順序データが含まれます。順序データによって組立ラインでの製造順序と時刻が正確に決定されます。2 番目の順序スケジュールのプランが評価され、順序データがオーダーラインのプランフィールドにコピーされます。
    • 全体の品目と順序データが既に含まれる、1 つのスケジュールのみが送信されます。
    モデル ID
    製造者のモデル ID 番号が表示されます。
    品目グループ識別子
    製造者の品目グループ ID 番号が表示されます。
    システム順序参照
    製造者の順序参照番号が表示されます。
    追加コールオフ
    得意先の追加コールオフ番号が表示されます。
    変更順序
    次に選択する順序が表示されます。
    供給グループ
    リリースオーダーアイテムのサプライグループが表示されます。
    品目ファミリー
    リリースオーダーアイテムの部品ファミリーが表示されます。
    ラベル番号
    リリースオーダーアイテムのラベル番号が表示されます。
    ラインフィード場所サイド
    組立ラインサイドを示す、ラインフィードの場所が表示されます。
    生産エリアキー
    生産エリアキーが表示されます。
    生産エリア日時
    生産エリアの日時が表示されます。
  24. [数量情報] を開きます。
  25. 次の情報を確認します。
    数量
    得意先に納入される商品の数量が表示されます。出荷済数量は、つまり販売オーダー数量です。出荷後に、この数量をインボイスで使用できます。
    出荷数量 UOM
    出荷で使用される計測単位で数量が表示されます。この情報が提示されると、[数量] フィールドへ渡されます。

    このフィールドは情報表示目的のフィールドで、印刷されません。

    在庫数量 UOM
    在庫計測単位での数量が表示されます。在庫計測単位と販売計測単位が異なる場合があります。販売計測単位での販売数量が使用できない場合、[在庫数量 UOM] フィールドの値が販売計測単位に変換されます。

    このフィールドは情報表示目的のフィールドで、印刷されません。

    出荷済 CUM
    得意先に納入済の数量が表示されます。
    在庫出荷済 CUM UOM
    得意先へ納品された数量が在庫計測単位で表示されます。
  26. [OK] をクリックします。