機能確認メッセージの送信を構成

[データ変換] で EDI メッセージの受信者に対する受信確認機能を設定することができます。[ASC X12] と [UN-EDIFACT] メッセージの受信確認も同じように構成できます。この受信確認の例では [ASC X12] メッセージを使用します。このようなビジネスプロセスでは、[データ変換] は [ASC X12 830 Planning Schedule with Release Capability Planning Schedule]、[ASC X12 850 Purchase Order]、[ASC X12 862 Shipping Schedule] などの [ASC X12] EDI メッセージを受信します。[データ変換] はソースメッセージからヘッダーとトレーラーを抽出します。荷送人と受取人の間でのデータ交換が確立されます。抽出されるソースメッセージのヘッダーとトレーラーを使用して、メッセージタイプ [ASC X12 997 Functional Acknowledgment] で新しい送信 EDI メッセージが作成されます。受信確認メッセージが元のソースメッセージの送信者に送信されます。

[ASC X12] 受信メッセージの受信確認機能を構成するには:

  1. [データ変換] > [構成] > [変換ルール] を選択します。
  2. 取引パートナーの特定の [パートナー ID] に対する受信 [ASC X12] メッセージで [ドリルダウン] ボタンをクリックします。
  3. [変換ルール] 詳細ビューページで [編集] をクリックします。
  4. メッセージの [受信確認] チェックボックスをオンにして [保存] をクリックし、変更内容を保存します。
  5. [データ変換 ] > [構成 ] > [パートナー ID ] を選択します。
  6. パートナー ID 設定を追加するには、[作成] をクリックして次の情報を入力します。
    パートナー ID
    ドロップダウンリストからパートナー ID を選択します。パートナー ID は、受信 [ASC X12] EDI メッセージで使用されているものと同じ ID でなければなりません。
    メッセージタイプ
    ドロップダウンリストから [ASC X12 997 機能受信確認] メッセージタイプを選択します。
    メッセージ方向
    ドロップダウンリストから [アウトバウンド] を選択します。
    送信者 ID/受信者 ID
    送信者 ID と受信者 ID を指定します。送信者 ID と受信者 ID は、受信する [ASC X12] EDI メッセージで使用されているものと同じ ID でなければなりません。
    追加送信者 ID/追加受信者 ID
    追加送信者 ID と追加受信者 ID を指定します。追加送信者 ID と追加受信者 ID は、受信する [ASC X12] EDI メッセージで使用されているものと同じ ID でなければなりません。
    ISA/UNB 送信者修飾子/ISA/UNB 受信者修飾子
    メッセージの ISA/UNB セグメントで送信者 ID と受信者 ID に使用する修飾子を指定します。通常、修飾子は受信する [ASC X12] EDI メッセージで使用されているものと同じでなければなりません。修飾子を確認するには、OEM のガイドラインを参照してください。
  7. その他の情報を入力して [保存] をクリックし、パートナー ID 設定を保存します。
  8. [データ変換] > [構成] > [変換ルール] を選択します。
  9. 変換ルールを追加するには、[作成] をクリックして次の情報を入力します。
    メッセージ方向
    ドロップダウンリストから [アウトバウンド] を選択します。
    パートナー ID
    ドロップダウンリストからパートナー ID を選択します。パートナー ID は、受信 [ASC X12] EDI メッセージで使用されているものと同じ ID でなければなりません。
    メッセージタイプ
    ドロップダウンリストから [ASC X12 997 機能受信確認] メッセージタイプを選択します。
    スタイルシート名
    変換に使用するスタイルシートをドロップダウンリストから選択します。取引パートナーからの要件がない場合は、一般的な [ASC X12] スタイルシート [Acknowledge_A9201_997] を使用できます。
  10. その他の情報を入力して [保存] をクリックし、新しい変換ルールを保存します。
    [ASC X12] メッセージが受信されると、すべてのマスターデータが取得された後に [ASC X12 997 Functional Acknowledgment] メッセージが生成されます。