[Shipping] アプリケーションの使用

[Shipping] アプリケーションには次の 2 つの機能があります。

  • 状況が [ステージ済] または [出荷済] の出荷では、新規ラベルの印刷、変更ラベルの印刷、ラベルの再印刷を行うことができます。
  • すべての出荷が送付済の貨物は [出荷済] の状況に設定されます。出荷済の貨物では、Waybill と EDI Waybill の印刷、ASN のパブリッシュを行うことができます。

処理の開始点となるのは ERP システムでの出荷です。接続されている ERP システムに応じて、出荷が [ステージ済] または [出荷済] の状況になります。準備段階の状況が [ステージ済] です。[ステージ済] の出荷では、ラベルの印刷、プロフォーマ貨物の作成のみが可能です。[Shipping] アプリケーションでは、ステージ済の出荷情報を時間単位または日単位で受け取ることができます。

出荷状況が [出荷済] になると、ERP システムで出荷を編集できなくなります。Shipment BOD を使って [確定] 情報が [Shipping] アプリケーションに送られます。

ERP システムでの物流処理が完了すると、ERP システムによって CarrierRoute BOD が [Shipping] アプリケーションに送信されます。[Shipping] アプリケーションはこの情報に基づいて貨物を作成します。

出荷 (プロフォーマ貨物) と貨物の違いに注意してください。

プロフォーマ貨物は、それぞれの出荷で作成される「仮の」貨物で、実際の貨物が準備されると削除されます。

[Shipping] アプリケーションは、接続されている ERP システムから CarrierRoute BOD を受信したときにのみ貨物を作成します。それ以外の場合は、受信する出荷に対してプロフォーマ貨物を作成します。